サッカー男子日本のパリ五輪「決定的敗因」と今後…スペインに完敗、56年ぶりメダルならず

公開日: 更新日:

【パリ五輪】男子サッカー

 日本時間3日の準々決勝で大岩剛監督率いる日本は、強豪のスペインを相手に0ー3で敗退。8強止まりに終わり、3年前の前回東京大会の4強を下回る結果となった。

 日本にも得点チャンスはあった。0ー1で迎えた前半40分、FW細谷真大(柏)が見事な反転シュートを決めたが、VARによってボールを受けた際、スパイクのかかと部分のオフサイドが判明。取り消しになった。前半終了間際の細谷のヘディングシュートは左ポストを直撃。試合終盤のCB高井幸大(川崎)のヘディングシュートはクロスバーに嫌われた。

 敗因のひとつに「スペインの久保建英の招集失敗が挙げられる」と元サッカーダイジェスト編集長・六川亨氏が続ける。

「五輪出場16カ国の中で年齢制限なしのオーバーエイジ(OA)3人枠を採用しなかったのは日本だけ。たとえOA枠選手を呼んでも連係面の問題などマイナス面も予想され、OA枠ゼロが敗因とは言い切れない。それよりも23歳以下の年齢制限に引っ掛からないスペインの久保を招集できなかったのが痛かった。久保本人は五輪に出たいと表明していたが、所属のソシエダを説得できなかった日本サッカー協会の不手際と言っていい」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状