貴景勝は大関最短復帰が叶わずこのまま「引退」か…親方就任の準備はとっくに万端

公開日: 更新日:

 平幕でも現役を続ける元大関も少なくないが、貴景勝の場合は「このまま引退だろう」と見る向きが多い。前出の親方も「三役で3場所33勝しての大関復帰が無理なことは、貴景勝自身が一番よくわかっているはず。押せず、組まれたら終わりの現状では平幕下位や十両でも安定した成績を残すのは難しい。そもそも、上位を狙うという目的もなしに現役を続けるタイプにも見えない」と推察する。

 引退後の備えは万全。親方株を取得したともっぱらで、2020年には元大関の故・北天佑の次女と結婚しており、北天佑が遺した相撲部屋も、物件ごとまるまる残っている。株あり、自前の物件ありと、親方就任、そして独立に伴うハードルはすでにクリアしているのだ。

 今日の休場は、土俵を去る決断につながる可能性が高い。

  ◇  ◇  ◇

 そんな貴景勝だが、過去に2場所連続で「優勝に準ずる成績、優勝」を記録しながら横綱になれなかった。いったいなぜか。貴乃花の元弟子だからなのか。日本相撲協会八角理事長を直撃すると、意外な答えが返ってきた。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋