勝利直結の適時打だけじゃない!大谷のフル回転がドジャースの「逆王手」を呼んだ

公開日: 更新日:

 ベンチではときおり、べっツやT・ヘルナンデスに口元を手で覆いながら耳打ちするシーンも。

「パドレス投手陣の球筋や球種によるクセをレクチャーしていたのでしょう。ベッツやヘルナンデスとは試合中、しばしば相手投手に関する情報交換をしていますから」(同)

 ベンチで大谷とヒソヒソやったベッツとT・ヘルナンデスはともに2安打、ベッツは2戦連続の本塁打を放って復調気配だ。

 この日の大谷は3打数1安打1打点。1ー0で迎えた二回2死一、三塁の2打席目に貴重な追加点となる右前適時打を放ち、パドレスの先発シースをマウンドから引きずり下ろした。

「ショウヘイがシースを攻略、序盤で降板させたことによって試合の主導権を握れた」

 試合後のロバーツ監督はこう言って満足げだったが、大谷が後がない土壇場でパドレスに逆王手をかける勝利を呼んだのはそのバットだけではなかったのだ。

  ◇  ◇  ◇


 大谷に対し、パ軍の超過激ファンと血の気の多い選手たちが害をなす懸念は否定できない。なぜなら相手チームにとって目の上のたんこぶであることはもちろん、これまでに「侮辱と受け取られかねない行為」を連発しているからだ。いったいどういうことか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵含むプロ注目の高校生「甲子園組」全進路が判明! 県岐阜商・横山温大は岐阜聖徳学園大へ

  2. 2

    佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れていた

  3. 3

    世界陸上で注目のイケメン応援サポーター「K」って誰だ? 織田裕二に負けず劣らずの陸上愛

  4. 4

    15年前に“茶髪&へそピアス”で話題だった美人陸上選手は39歳、2児のママ…「誹謗中傷もあって病んだことも」

  5. 5

    「時代に挑んだ男」加納典明(44)玄関で“即挿れ”&即帰、次へハシゴ…「湧き出る欲望に正直なんだ」

  1. 6

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  2. 7

    焦る高市早苗氏“八方美人”路線の成否は…総裁選出馬会見で野党に露骨な秋波、公明党もヨイショ

  3. 8

    新庄監督の去就は“白紙”と強調…日本ハム井川伸久オーナー意味深発言の真意

  4. 9

    星野監督の鉄拳は「戦略」だった…楽天時代の俺は分かった上であえて皆の前で怒られていた

  5. 10

    U18高校代表19人の全進路が判明!プロ志望は7人、投手3人は中大に内定、横浜高の4人は?