DeNA勢い萎む連夜の自滅…采配ことごとく裏目で7年ぶり日本S王手から崖っぷち

公開日: 更新日:

 三浦監督は五回1死一塁のチャンスで打席が回ってきた浜口に「代打・フォード」を告げたわけだが、「ここにも疑問が残った」と橋本氏がこう続ける。

「守る巨人サイドからすれば、2死になっても送りバントで走者を二塁に進められた方がイヤだったと思います。マウンド上の山崎伊織はシュートに加えて、フォークの割合が多い投手。走者二塁なら、余計にワイルドピッチに気を使わざるを得ず、フォークの制球が甘くなる可能性がありますから。0-0の展開でスコアリングポジションに走者を背負えばプレッシャーもかかります。しかし、DeNAベンチは強攻策を選び、フォードは三飛。そもそもシーズンでわずか4安打、1本塁打のフォードに怖さは感じません」

 前日19日には守備の乱れで巨人に初勝利を許した。連夜の自滅で、DeNAの3連勝の勢いは萎んでしまった。

  ◇  ◇  ◇

 21日の試合で巨人からはエース戸郷が先発するが、戸郷は対DeNAに関して「不吉すぎるデータ」がある。実際、CSファイナル初戦でもまずまず好投しながらも負け投手になった。いったいどんなデータなのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾