FA補強の成果は互角!大谷ド軍とヤ軍が今オフ目玉選手を巡って場外バトル

公開日: 更新日:

 この由伸以外の最近のケースでは19年のコール。契約年数でドジャースの8年を上回る9年を提示したヤ軍に軍配が上がった。21年オフにはフレディ・フリーマンの獲得にしのぎを削ったが、ヤ軍の条件はド軍の6年186億円に及ばず撤退。22年オフはヤ軍からFAのジャッジを巡ってジャイアンツを交えた三つ巴に発展。この時はヤ軍が9年504億円の好条件で、ジ軍の493億円、ド軍の325億円を抑えて引き留めに成功した。近年のFA市場での対決は、ほぼ互角だ。

 今オフも両軍はFA補強に動くのは必至で、目玉はヤンキース・ソト。20年の首位打者(打率.351)であるソトは25歳と若いこともあって強気。プロスポーツ史上最高額を更新した大谷の7億㌦(1000億円超)規模の契約を希望し、複数の米メディアによれば、ヤ軍との再契約に加え、ド軍も移籍先の有力候補に挙がっている。

 大谷以外にも好打者が揃うド軍がソト獲得に動くかどうかはともかく、両軍とも補強の優先事項はローテの整備。今オフはオリオールズの右腕バーンズ、ブレーブスの左腕フリードらエース級がFAになるだけに、目玉投手を巡って両球団によるWSの場外戦が繰り広げられそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハム新庄監督がドラフト会議出席に気乗りしないワケ…ソフトB小久保監督は欠席表明

  2. 2

    佐々木麟太郎をドラフト指名する日本プロ球団の勝算…メジャーの評価は“激辛”、セDH制採用も後押し

  3. 3

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  4. 4

    小嶋陽菜はブランド17億円売却後に“暴漢トラブル”も…アパレル売れまくりの経営手腕と気になる結婚観

  5. 5

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  1. 6

    ドラフト目玉投手・石垣元気はメジャーから好条件オファー届かず…第1希望は「日本ハム経由で米挑戦」

  2. 7

    今秋ドラフトは不作!1位指名の事前公表がわずか3球団どまりのウラ側

  3. 8

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 9

    「仮面の忍者 赤影」で青影役 金子吉延さんは週5日の病院通いで「ダイジョーブ?」

  5. 10

    また日本中がブラック企業だらけになる…高市首相が案の定「労働時間規制」緩和指示の醜悪