阪神は大山争奪戦でどこまで札束積むか…巨人は最長6年「終身契約」提示で破格のマネーゲーム突入へ

公開日: 更新日:

 阪神からFA宣言した大山悠輔(29)の争奪戦がマネーゲームに発展しつつある。

 一部スポーツ紙によれば、獲得に乗り出している巨人が最長6年の長期契約を準備しているという。来月30歳を迎える大山は36歳シーズンまで保障されるため、事実上の「終身契約」である。

 大山の今季年俸は2億8000万円。阪神はすでに4年16億円とも、5年20億円ともいわれる条件を提示しているとみられている。

 5年20億円といえば、生え抜きの不動のショートとして2000安打を達成した鳥谷敬に匹敵する好条件だが、粟井球団社長は「行けるところまで行きます」と、上積みも辞さない構えだ。

「巨人にだけは負けるわけにはいきませんから」と、在阪の放送関係者がこう続ける。

「阪神にとっては、永遠のライバルですからね。両球団間のFA移籍となれば史上初。これで巨人に強奪されようものなら、フロントとしても球団史に汚点を残すことになる。まして阪神は近年、12球団トップの観客動員を誇るなど、巨人以上の好条件を提示できるだけの資金力はあります」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑