巨人50億円補強を前に既存戦力に“大盤振る舞い”のウラ…丸佳浩、山﨑伊織にオコエ瑠偉まで笑顔の契約更改

公開日: 更新日:

 2年連続の2ケタ勝利となる10勝を挙げた山﨑伊織(26)も3900万円アップの年俸9000万円にニッコリ。リリーフで31試合に登板した平内龍太(26)が900万円増の年俸3200万円に「すごく評価してもらった」と喜べば、68試合出場のオコエ瑠偉(27)も倍増の年俸2400万円に「税金が怖い」とおどけてみせた。

 もちろん、15試合登板で防御率8.76に終わった元守護神の中川皓太(30)が1500万円ダウンの年俸8500万円でサインしたように、肩を落とす選手もいたものの、総じて大盤振る舞いの契約更改になりそうな雰囲気である。

「大きな補強をすれば、どうしたってチームの空気は淀みます。若手・中堅のチャンスは間違いなく減るし、ポジションを奪われる選手も出る。例えば、大山がメディアに報じられている6年24億円とか30億円で入団すれば、いきなり巨人のチーム最高年俸選手になる可能性があるわけですから、なにもしていないのなんだよ、という雰囲気になりかねない。既存戦力への大盤振る舞いはチーム内のそうしたムードを少しでも緩和しようという配慮でもあると見ています」(同)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑