Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

公開日: 更新日:

 日本ハムの元エースの去就がにわかに注目され始めている。レッドソックス傘下の3Aウースターで今季を終えた上沢直之(30)である。

 日本ハムからポスティングでメジャー挑戦。1月にレイズとマイナー契約を結び、3月末に金銭トレードでレッドソックスに移籍したものの、メジャーではわずか2試合のリリーフ登板のみに終わった。待望したメジャー挑戦はまだ道半ば、来季にリベンジを期すかと思いきや、腹の内は日本球界復帰に大きく傾いているというのだ。

 北海道の放送局関係者によれば「家族の問題が大きい」という。今季は夫人と子どもを北海道に残して単身渡米。当初はメジャーで結果を残して、2年目に家族を米国に呼んで一緒に暮らす青写真だった。が、今季の成績では来季のメジャー定着のメドは立たない。帰国の際も、来季のメジャー挑戦続行の意思を明言しなかった。

「となれば、日本ハムからレンジャーズに移籍して、2年で見切りをつけた有原のように日本球界に戻って再起するのが現実的な選択でしょう。当然、ポスティングで送り出してくれた古巣の日本ハムへの復帰が順当でしょうが、代理人は門戸を広げる方針のよう。有原もソフトバンクに入団した。今季15勝の菅野がメジャー挑戦する巨人が調査していると聞いています」(球界関係者)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性