大阪桐蔭・森陽樹 190cmから投げ下ろす角度を武器に「勝てる投手」へ

公開日: 更新日:

森陽樹(大阪桐蔭・投手・右投げ左打ち)

 190センチの長身から投げ下ろす最速151キロの直球が武器である。宮崎・聖心ウルスラ学園聡明中時代に軟式球で143キロをマーク。全国の強豪校から誘われ、鳴り物入りで入学した直後から「次代の怪物候補」として注目を集めてきた。

 2024年夏、大阪大会決勝の東海大仰星戦で15奪三振1失点。チームを春夏連続出場に導いたものの、甲子園1回戦の興南戦は同学年のライバル中野に先発を譲った。「まだ信頼される投手になれていない」と感じている。パのスカウトがこう明かす。

「角度があるスピードボールが投げられる。変化球はカットボールやフォークを得意としていて、カーブもブレーキが利いている。ただ、1年時から少し伸び悩んでいるように感じる。腕の振りに柔らかさがなくなってきてるのが心配。ただ、持っているものは素晴らしいので、一冬越えてどれだけ成長するか楽しみ」

 24年秋の練習試合では最速を1キロ更新の152キロをマーク。センバツ出場は絶望的だが、最後の夏に勝てる投手であることを証明するつもりだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一の先行きはさらに険しくなった…「答え合わせ」連呼会見後、STARTO社がTOKIOとの年内契約終了発表

  2. 2

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  3. 3

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  4. 4

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  5. 5

    日本語ロックボーカルを力ずくで確立した功績はもっと語られるべき

  1. 6

    都玲華プロと“30歳差禁断愛”石井忍コーチの素性と評判…「2人の交際は有名」の証言も

  2. 7

    規制強化は待ったなし!政治家個人の「第2の財布」政党支部への企業献金は自民が9割、24億円超の仰天

  3. 8

    【伊東市長選告示ルポ】田久保前市長の第一声は異様な開き直り…“学歴詐称”「高卒なので」と直視せず

  4. 9

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  5. 10

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?