若手の芽を摘む? 巨人・田中将大の活躍次第で崩れ去る「阿部構想」

公開日: 更新日:

「本人は自分のペースでと言っているが、新天地でのアピールもあるし、早めに仕上げたい意向もあるでしょう。投球フォーム改造と早期仕上げで、開幕ローテ入りの可能性も十分ありそうです」(巨人OB)

 開幕ローテ争いは、戸郷、山崎、グリフィン、井上、赤星らがしのぎを削っており、田中がそこに加われば盤石と思いきや……。

「昨季井上が8勝を挙げてブレークしたように、阿部監督はローテの6人目で田中と若手の有望株の併用も考えている。田中の登板間隔を十分に空けながら、2023年ドラ1の西舘や堀田、育成あがりの京本らも使いたい。しかし、田中が好調でフル回転ともなれば、彼らの出番はなくなり、育成も遅れかねません」(同)

 田中が活躍してくれるに越したことはないものの、やり過ぎても困るーー。阿部監督も内心、複雑だろう。

  ◇  ◇  ◇

 ●関連記事には他球団の見どころをピックアップ。野球ファンは必見だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった