楽天・宗山塁に邪魔なだけの「20年にひとりの逸材」という肩書き…たかが実戦初安打に大騒ぎ

公開日: 更新日:

 今後も些細なことで持ち上げられ、あるいは、ミスをあげつらわれることになるのは間違いないだろう。

「期待のルーキーの宿命とはいえ、そうやって周囲に騒がれることで、気負い、背伸びし、本来の自分を見失ってしまう例はいくらでもある。野球に集中するという意味では、『20年にひとりの逸材』という肩書きは邪魔にしかならないのは確か」

 とは、指導者経験のあるOB。

 1999年、巨人に移籍して3年目の清原和博がキャンプ前に「フリー打撃での柵越えの本数を数えるな」と報道陣に要望したことがあった。その時すでにプロで13年のキャリアがあった清原ですら、キャンプでの雑音を聞き流し、読み流すことができなかった。

 宗山にも“プロの洗礼”が続く。

  ◇  ◇  ◇

 日刊ゲンダイで毎年恒例の人気企画「ドラフト家庭の事情」(2024年版)では宗山をピックアップ。いかにして宗山は育ったのか。父が悲鳴を上げた「9年間」の中身とはーー。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  2. 2

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  3. 3

    選挙3連敗でも「#辞めるな」拡大…石破政権に自民党9月人事&内閣改造で政権延命のウルトラC

  4. 4

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  5. 5

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  1. 6

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた

  2. 7

    「デビルマン」(全4巻)永井豪作

  3. 8

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  4. 9

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  5. 10

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学