新横綱・豊昇龍が目指すべきはやっぱり叔父の朝青龍?近年は仲違い・疎遠説も出ているが…

公開日: 更新日:

 番付通りとはいえ、いきなり難敵である。

 7日に行われた3月場所(9日初日)の番付編成会議。新横綱豊昇龍(25)は初日に小結の阿炎と対戦する。

 東の横綱が西の小結と初日に対戦するのは恒例だが、豊昇龍はもっか阿炎に2連敗中。昨年から6場所で2勝4敗と苦手にしている。

 ただでさえ、新横綱として注目を浴び、重圧はこれまで以上。土俵の頂点に立った今、どんな相撲を取るか、ファンも興味津々だろう。

 そんな豊昇龍が手本とすべきが、叔父さんである元横綱朝青龍だという。親方のひとりは「近年は仲違いというか、疎遠になったと聞いているが」と、こう続ける。

「横綱に昇進した今、叔父さんの相撲ほど参考になるものはないでしょう。世間では『横綱は受けて立つもの』と言われがちだが、豊昇龍は公称188センチ、149キロ。最近は少し太って150キロを越えたそうだが、それでも幕内の平均体重である160キロには及ばない。こんな体で受けて立っていたら、それこそ豊昇龍の良さを殺しかねない。朝青龍ばりに動き回り、ガンガン攻めるべき。例えば、立ち合いで突いて相手の上体を起こさせ、突っ張って前に出ながら、まわしを取るとか……型にこだわる必要もありません」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 4

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  2. 7

    白木彩奈は“あの頃のガッキー”にも通じる輝きを放つ

  3. 8

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  4. 9

    12.2保険証全面切り替えで「いったん10割負担」が激増! 血税溶かすマイナトラブル“無間地獄”の愚

  5. 10

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?