新横綱豊昇龍を相撲解説者バッサリ酷評…阿炎のもろ手突きにまさかの「瞬殺」招いた過信と甘さ

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 わずか1秒──。

 新横綱豊昇龍(25)が9日の初日、阿炎に瞬殺された。立ち合いで張り差しを狙うも阿炎のもろ手突きをまともに食らってしまい、そのまま突っ張りで電車道。何もできないまま土俵下に吹っ飛ばされた。

 取組後は苦笑いでクビをかしげ、「まあ大丈夫。明日頑張ります」と話したものの、中継の解説者はそんな新横綱を酷評。前尾車親方の琴風が「安易な張り差しがよくなかった」と言えば、元小結の舞の海も「甘かった」とバッサリである。

 最高位の重圧に悩まされ、新横綱が満足に力を発揮できないのはままあること。しかし、それ以前の問題だというのが解説者2人の共通した意見だろう。

 豊昇龍は場所前、「カシラとして頑張らなきゃいけない」「相手の苦手な相撲を取るのが僕の型」と豪語。先場所Vで自信を深めたのは間違いなさそうだが、横綱に昇進した途端、一気に強くなるわけではない。

 自信が過信となり、甘さを招いたとすれば、しばらくは「横綱修業中の大関」だと思って見た方がよさそうだ。

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