新横綱豊昇龍を相撲解説者バッサリ酷評…阿炎のもろ手突きにまさかの「瞬殺」招いた過信と甘さ

公開日: 更新日:

 わずか1秒──。

 新横綱豊昇龍(25)が9日の初日、阿炎に瞬殺された。立ち合いで張り差しを狙うも阿炎のもろ手突きをまともに食らってしまい、そのまま突っ張りで電車道。何もできないまま土俵下に吹っ飛ばされた。

 取組後は苦笑いでクビをかしげ、「まあ大丈夫。明日頑張ります」と話したものの、中継の解説者はそんな新横綱を酷評。前尾車親方の琴風が「安易な張り差しがよくなかった」と言えば、元小結の舞の海も「甘かった」とバッサリである。

 最高位の重圧に悩まされ、新横綱が満足に力を発揮できないのはままあること。しかし、それ以前の問題だというのが解説者2人の共通した意見だろう。

 豊昇龍は場所前、「カシラとして頑張らなきゃいけない」「相手の苦手な相撲を取るのが僕の型」と豪語。先場所Vで自信を深めたのは間違いなさそうだが、横綱に昇進した途端、一気に強くなるわけではない。

 自信が過信となり、甘さを招いたとすれば、しばらくは「横綱修業中の大関」だと思って見た方がよさそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”

  2. 2

    元ソフトバンク「伊奈ゴジラ」の転落人生…淡路島で盗み84件総額472万円、通算5度目の逮捕

  3. 3

    大関・大の里すでに「師匠超え」の鋼メンタル!スキャンダル報道もどこ吹く風で3度目賜杯

  4. 4

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  5. 5

    テレ朝に“ナスD”超え「1億円横領」続々の過去…やりたい放題で解雇された社員のヤバい所業

  1. 6

    東洋大姫路・岡田監督が吐露「本当は履正社に再任用で残る予定で、母校に戻るつもりは…」

  2. 7

    かんぽ生命×第一生命HD 人生設計に大切な保険を扱う大手2社を比較

  3. 8

    山下智久「正直不動産」映画化でひと儲け狙うNHKに「甘い」の声も…山P人気は下降気味

  4. 9

    レイズ看板選手「未成年への性的虐待容疑」で逮捕も…ドミニカは殺人も銃撃も「無罪放免」の実態

  5. 10

    キムタク一家の妹Kōki,は映画主演の裏で…フルート奏者の姉Cocomiの話題作りと現在