カタールW杯正GK権田修一「26年大会も出場したい」に立ちはだかる壁の正体…1日にハンガリー移籍

公開日: 更新日:

 周辺には「あくまで(ハンガリーは)ステップアップの前段階に過ぎない」と話していると言われ、ハンガリー1部で好パフォーマンスを演じて欧州5大リーグに引き抜かれ、森保監督に「代表復帰」をアピールしようとヤル気満々なのだ。

 もっとも、「代表復帰の壁は高く、そして厚い」と某サッカー関係者がこう続ける。

「確かにW杯本大会4試合にフル出場したという経験値は貴重だし、第3GKでもいいからチームに帯同し、若手GKたちに<W杯にプレーする際の心構え>などレクチャーするという役回りも考えられる。しかし、それでも権田の代表復帰の可能性は小さい。実は<オレ様気質>が非常に強いタイプ。物言いもハッキリというか、相手の気持ちも考えずにズバズバ切り込んでしまい、どうしても<集団から浮いてしまう>ところがある。かといって現代表の3人よりも圧倒的にパフォーマンスが上回っているわけでもないし、チーム最年長の38歳DF長友佑都を中心にまとまりを見せている森保ジャパンにとって、異物感アリアリで入り込む余地はありません」


 権田は、今回のハンガリー行きもエージェントなどを通さず、個人で移籍交渉をまとめたと言われている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝