ベルギー1部サンジロワーズDF町田浩樹に期待される森保ジャパンへの還元
昨シーズンのベルギー杯決勝のアントワープ戦で町田は決勝ゴールを叩き込み、地元では「110年ぶりにカップ戦優勝に導いた男」として絶大な人気を誇っている。
そんな町田は1日にオーストラリアに乗り込み、日本代表の一員として現地5日午後7時10分キックオフのオーストラリア戦に臨む。
「3DFの左で先発が確実視されている町田にとって6月のW杯最終予選2試合は、自身の代表レギュラー獲得のためにも重要な試合となる」と元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏がこう続ける。
「町田の武器は身長190㌢・体重84㌔のフィジカルを利した対人プレーや空中戦の強さ。加えて、利き足の左足から繰り出す正確なフィードボールも高く評価されている。ここまで日本代表では準レギュラーに甘んじていた町田だが、今回は英プレミアのDF冨安建洋、ドイツ1部のDF伊藤洋輝がケガでリタイア、ベルギー1部のDF谷口彰吾も故障明けとあってW杯最終予選のDFラインは左から町田、中央にスイス1部の瀬古歩夢、右に川崎DF高井幸大の並びになるでしょう。代表16試合の町田が5試合の瀬古、2試合の高井を率いてリーダーシップを発揮しながらハイパフォーマンスを披露すれば、町田の代表内の序列は間違いなくアップします」