ドジャース山本由伸 打率4割目前のヤ軍ジャッジからは「逃げる」が吉
「(敬遠を)好きな投手はいない」
主砲を2度も歩かせてピンチを脱したこともあり、菊池は強力打線を相手に5回を4安打1失点。打線の援護がなく、今季5敗目を喫したものの、先発として最低限の役割は果たした。
試合後の菊池は「(敬遠は)個人的にはよくわからない」としながらも「最終的に1点で終わりましたし、監督の判断が正しかったってことだと思います」と話した。
菊池が「(敬遠を)好きな投手はいない」という通り、オリックス時代、3年連続沢村賞とMVPを同時受賞した山本にとっては、大谷と並ぶメジャーを代表する長距離砲を抑え込みたいと思うのは当然のことだ。
しかし、貧打のエ軍とは違い、大谷を中心としたド軍打線は強力。最少失点で乗り切りさえすれば、打線の援護が十分に期待できる。
由伸が申告敬遠で歩かせたのはオリックス時代(18年)の1度だけ。ジャッジとの対戦ではプライドを捨て、ブーイング覚悟で逃げた方が得策かもしれない。