ドジャース山本由伸の好調に水を差す唯一の「悪癖」…Dバックス戦の満塁被弾の原因は癖バレか
ドジャース・山本由伸(26)が日本時間21日、本拠地ドジャースタジアムでのダイヤモンド(D)バックス戦に6勝目とチームの連敗(4)ストップをかけて登板。7回を1安打無失点、9奪三振と意地を見せた。
今季の山本はカブスとの日本開幕戦で初勝利をマークするなど好調で、この日までの防御率2.12はメッツ・千賀(1.43)、フィリーズ・ルサルド(2.00)に次いでナ・リーグ3位。勝ち星でも同4位タイに名を連ねているだけに当然、他球団の徹底マークにあっている。
今季、開幕から安定したパフォーマンスを発揮している山本にとって唯一の不安といえば、走者を背負った時の投球だ。
ここまで被打率.187と低いものの、走者一、三塁の場面では.333と打たれている。3敗目を喫した9日のDバックス戦ではオリックス時代の2022年のソフトバンク戦で柳田に許して以来、3年ぶり、渡米後初の満塁弾を浴びた。山本は試合後、「先頭打者を四球で歩かせたり、死球で満塁にしたのが反省点」と、満塁弾は自滅だったと振り返ったが、悪癖を見抜かれていた可能性は否定できない。