ロッテ吉井理人監督が語っていた長嶋茂雄さんの「不敗神話」が崩壊した日

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「15年以上も前の話なので詳しくは覚えてませんけど、長嶋監督と会ったのは1回や2回ではありません。3、4回は会ったと思います。一流ホテルで和食をごちそうになったこともあります」

 巨人は前年、リーグ優勝。しかし、翌97年はエース斎藤雅が6勝(8敗)に終わるなどリーグ4位に低迷した。

 吉井はこの年まで、ヤクルトで3年連続2ケタ勝利をマーク。当時32歳で、選手として脂の乗った時期だった。FA宣言と同時に巨人をはじめ国内5球団からオファーがあり、中でも熱心なのが巨人だったという。

 本人は金額については口を閉ざすものの、関係者の話を総合すると巨人がこのとき提示した条件は「4年12億円」まで膨れ上がったらしい。

「長嶋監督は球団の条件に、『僕のポケットマネーから1億円をプラスしても構わない』とまで言ってくださった。『一緒に優勝して、オフに銀座をパレードしよう!』と、それはもう熱く訴えてもらいました。最後の交渉では思わずサインをしそうになったほどです。当時、最も行きたかったのはメジャーでした。ひとつでも上のステージで勝負したかったのですが、4年契約を2年に減らしてもらって、その後、メジャーに挑戦してもいいとも考えたのです」

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