大谷がいくら打っても「ザルで水」…今季ワースト9戦連続本塁打なしより深刻なドジャース大投壊
総得点381は30球団トップ
ロバーツ監督は12日のパドレス戦に先発して4回を3安打1失点に抑えたカスペリアス(26)のローテ入りを明言したものの、なにしろメジャー2年目。先発はこの日が2度目というリリーフ右腕だ。期待はしても、はたして計算が立つのかどうか。
ドジャースのチーム防御率4.16は、30球団中22位。それでもナ・リーグ西地区首位をキープしているのは、大谷以下の打線が強力だからだ。
チーム総得点381は、30球団中トップ。チーム本塁打105は、ヤンキースに次ぐ同2位。リーグトップの23本塁打、メジャートップの68得点の大谷を中心とした打線の破壊力で打ち勝っているものの、投手陣がこれほどの惨状では、ザルで水をすくうようなもの。打線はしょせん水物でもある。
あす14日からは7連勝中で、ドジャースに0.5ゲーム差と迫っている地区2位のジャイアンツと3連戦。その後、ドジャースから2ゲーム差につけているパドレスと4連戦だ。僅差に迫られている同地区のライバルとの7試合は正念場だ。(数字はいずれも日本時間12日現在)
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ところで、いまや本場米国でメジャーリーグの顔となった大谷だが、2028年ロス五輪に本人は乗り気でも「出場できない可能性」が高いという。いったいなぜか。どうして大谷は大舞台に立てなさそうなのか。その「3つの理由」とは。
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