大の里が出稽古先で豊昇龍に「どうします?」から計4番、若手2横綱が土俵に吹かせる新風
前出の角界OBが言う。
「互いに土俵の頂点に立つライバルですからね。手の内を明かしたくないのはもちろん、何より稽古に熱が入ってケガでもしたら一大事。番付に差があれば、低い方が相手に花を持たせて……となるが、横綱同士では互いに引けない。ただ、2人とも20代半ばと若く、大の里は今場所が新横綱、豊昇龍も横綱在位3場所目なので、血気盛んなのでしょう。特に『どうしますか?』と話を持ち掛けた大の里は入門3年目で横綱に昇進し、ここまで全場所勝ち越し。怖いものなしです。豊昇龍もそう言われた以上、先輩横綱としてノーとは言えません。若い横綱がどんな土俵を作っていくのか、期待の方が大きい」
7月場所、大相撲に新風を吹かせることができるか。
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ところで、大相撲といえば元横綱白鵬の退職騒動が話題だが、先日突然飛び出した「皇帝の末裔発言」は角界で失笑の渦を巻き起こしているようだ。いったいどういうことか。なぜ白鵬は白い目で見られているのか。
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