ヤクルトの「青柳晃洋獲り」にこれだけの勝算…特別な“コネ”と“副業”が追い風に

公開日: 更新日:

「23年は山﨑福也、昨年は石川柊太、福谷浩司のFA争奪戦に参戦したものの3連敗。石川からはイの一番に断りの連絡が入るなど、フロントは辛酸をなめている」

 しかし、青柳に関しては追い風が吹いているともっぱらだ。

「もともと関東の神奈川出身で、塩見泰隆が帝京大時代の同級生。山田哲人村上宗隆は21年東京五輪の日本代表メンバーとして同じ釜の飯を食い、親交を深めた。現役時代に日米通算313セーブを挙げた高津臣吾監督は同じ右の変則投手であり、復活に向けた助言も期待できます」(同)

 副業との兼ね合いもありそうだ。

「青柳は今月7日、帝京大時代の先輩とスポーツビジネス関連の会社を東京都内に設立。選手とビジネスマンという二足の草鞋を履くうえで、東京を拠点することのメリットは小さくない。DeNA入りした藤浪が目論んでいるように、オフに再び、米球界に挑戦する可能性もゼロではないでしょう。阪神在籍最終年の年俸は2億1000万円ですが、今季はマイナー契約だったため、せいぜい1000万円程度とみられている。ヤクルトとしてはFA交渉時のような大型契約を用意する必要がないのも大きい」(同)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  2. 2

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  5. 5

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 8

    ソフトバンクに「スタメン定着後すぐアラサー」の悪循環…来季も“全員揃わない年”にならないか

  4. 9

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  5. 10

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明