グリーンキーパー「できるだけのことをする」…“絶対にアンダーが出ないコース”の大会きょう開幕

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「大会は7286ヤードのパー72で行います。JGTO(日本ゴルフツアー機構)からコースセッティングの具体的な指示を受けたのはラフだけです。前週の試合は40ミリでしたので、それよりは長くして欲しいと。ですから60ミリにします。洋芝ですから、その長さでも難しいと思います。大会用にフェアウエー幅を絞ることはしません。

問題はグリーンです。『できるだけ速めにしてほしい』とは言われていますが、気温が高い夏場は、硬くて、速いグリーンに仕上げるのは難しい。涼しいと言われる北海道でも、先週は(気温が)30度以上の日もありましたから。できるだけのことはしますが、ボールが落ちたとき、コンと音がするほど硬くて速いグリーンにはできません。主催者はアンダーパーが出ないことを望んでいる? 今のプロはみんな飛距離が出ますから、硬くて止まらないほど速いグリーンでなければ簡単にバーディーを取りますからね」

 当然、ピンは厳しい位置に切られるだろうが、スコアを抑えるにはグリーンキーパーの懸命な努力も欠かせない。両者の戦いはいかに。

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