ドジャース佐々木朗希は「ひとりぼっち」で崖っぷち…ロバーツ監督が“気になる発言”も

公開日: 更新日:

「ナインとの関係も微妙です」

「ナインとの関係も微妙です。大谷(31)がたまにちょっかいを出すくらいで、山本由伸(27)も自分から話し掛けることはほとんどない。開幕当初はスネル(32)がちょくちょく話し掛けていましたけど、いまはスミスというストレングス・コーチが話し相手。ロバーツ監督がわざわざ『ロウキはスミスと仲がいいみたいだね』と言っているのは、佐々木が孤立していると思っているからかもしれません」(前出の特派員)

 佐々木はメジャーで8試合、計34回3分の1に登板して1勝1敗、25四死球、防御率4.72。日本にいたときは当たり前のようにマークしていた160キロ超の速球は影を潜め、5月14日にIL入り。しばらくノースローが続いた後、ここまでマイナー3試合、計9回に登板して0勝1敗、防御率7.00。制球難は相変わらずで、前回登板だった日本時間8月27日の3Aメンフィス戦(カージナルス傘下)は四回途中までに75球を費やして、予定の4回を投げ切ることができなかった。ストレートの球速も徐々にアップしているものの、メンフィス戦はMAX159キロだった。

「目標は5回を投げ切ること。結果も重要になってくる。先発陣はしっかりしているだけに、求められるレベルは高い」とはロバーツ監督。メジャー昇格には5回を投げ切って、なおかつ結果も必要になるということだ。

「佐々木は現在、40人枠に入っています。つまりプレーオフで投げる可能性がなくなったわけではない。フリードマン編成本部長は来季以降に向けて、できればプレーオフを経験させたいと考えているようです。ただ、いまの先発ローテは充実しているだけに、彼らの中のひとりを押しのけてプレーオフで先発するには、それこそ劇的な変化が求められる。そうでなければ選手たちだって納得しませんよ」とは前出の特派員だ。

 きょう3日は、3Aシュガーランド戦(アストロズ傘下)に先発。初回に2ランを2発被弾などの5回4失点。またしても期待を裏切ることとなった。

  ◇  ◇  ◇

 佐々木といえば、このところコーチ陣からも指摘されている「臆病マインド」に関係あるのかどうかはさておき、日本ではその隣にはいつも母親がいた。メジャー挑戦をさせろとゴネ散らかした一昨年のオフもそうだ。いったいあの時、何が起きていたのか。改めて振り返ると佐々木の人物像が見えてくる。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 2

    自維連立に透ける実現不能の“空手形”…維新が「絶対条件」と拘る議員定数削減にもウラがある

  3. 3

    自維連立が秒読みで「橋下徹大臣」爆誕説が急浮上…維新は閣内協力でも深刻人材難

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?

  1. 6

    ポンコツ自民のシンボル! お騒がせ女性議員3人衆が“炎上爆弾”連発…「貧すれば鈍す」の末期ぶりが露呈

  2. 7

    日本ハム1位・伊藤大海 北海道の漁師町で育った泣き虫小僧

  3. 8

    米倉涼子の薬物逮捕は考えにくいが…業界が一斉に彼女から手を引き始めた

  4. 9

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  5. 10

    影山雅永JFA技術委員長の“児童ポルノ逮捕”で「森保監督がホッとしている情報」の深層