女子シニアゴルフ 日本勢の海外メジャー制覇はもはや夢ではなくなった
心強いバックアップだ。
明治安田生命は、女子ゴルフ史上ただひとり5大メジャーに優勝している「スーパーグランドスラマー」のK・ウェブ選手とアンバサダー契約を締結。ウェブは9月3日開幕の「JLPGAレジェンズチャンピオンシップ明治安田カップ」(神奈川・東名厚木CC)に出場する。
同社はレジェンズツアーにおける唯一の公式競技であるJLPGAレジェンズチャンピオンシップに特別協賛し、出場対象年齢を45歳以上から40歳以上へ引き下げ、3日間の大会を4日間へ変更した。それは世界で戦えるシニア選手の育成がひとつの目的だという。
世界で戦えるシニアといえば、思い出すのが昨年の全米シニア女子オープンだ。3日目まで首位を守った山本薫里(51)は最終日に逆転を許し2打差の2位。ツアー未勝利での「シニア世界一」は実現しなかったが、多くのシニア女子に夢を与えた。3位にはツアー1勝の鬼澤信子(55)が入った。
今年の同大会も、ツアー2勝の久保樹乃(52)が10位と健闘。鬼澤はウェブと並んで11位タイだった。