“締め切り”まで残り3試合…国内女子ツアー終盤戦はアメリカ挑戦を懸け熾烈極める
あと3試合で世界ランクの75位以内は無理でも米ツアーへの道はある。
一昨年の稲見萌寧(26)や昨年の竹田麗央(22)がそうだったように、日米ツアー共催のTOTOジャパン(11月)で優勝することだ。
「ただし、この大会には米ツアーメンバーが43人出場するので、国内ツアーからは35人しか出られない。その出場者は4試合先の富士通レディス終了時のメルセデスランクで決まる。それまで米ツアーのことなどこれっぽちも口にしなかった選手が、TOTOが開幕して優勝を狙える位置にいると、『もし勝てれば行ってみたい』という者はけっこういます。出場枠ギリギリや圏外の選手は、少しでも上位でフィニッシュしてポイント稼ぎたい。昨年は左足首などの故障で苦しんだ神谷そら(22)は米ツアーの2次予選会を受けて惨敗したが、今季は5月に復活優勝を果たした。TOTOからなら夢舞台は狙えます」(前出・関係者)
初日の神谷は5アンダー3位。佐久間3アンダー10位、桑木2アンダー18位。入谷はイーブンパ46位と出遅れた。