二岡智宏はトマトが死ぬほど嫌いで寂しがり屋の携帯依存症。しかもユニホームを脱げば性格が豹変した

公開日: 更新日:

「今まで形にこだわっていたんですが、適当に振ったら打球が伸びたんです。思わずこれだって感じましたね」

 こと野球には完璧を求める男がこの「テキトー」発言。二岡のココロに変化があったのか。あるいは新庄の超人的なパフォーマンスに刺激を受けたのか。そういえば二岡は、かつて深紅の特注シャツにサングラス姿で球場入りした新庄を食い入るように見つめていた。グラウンドで「面白い二岡」に遭遇する日も近いかもしれない。

 この日のロッテ戦では初回に先制の口火を切る安打を放ち、3打数1安打だった。

▼そめや・けいじ 1955年9月25日、宇都宮市出身。法大卒後早大大学院で臨床心理を専攻。ラジオ日本に入社、チーフアナウンサーとして25年間、「ジャイアンツナイター」を中心にプロ野球など20種目以上を担当。2005年から本格的なしゃべるフリージャーナリストとして活動。

  ◇  ◇  ◇

 当連載「大人気連載プレイバック」は火・水・木曜公開。当記事ページ下部の関連記事から、他の回顧録も要チェックだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵含むプロ注目の高校生「甲子園組」全進路が判明! 県岐阜商・横山温大は岐阜聖徳学園大へ

  2. 2

    カズレーザーと電撃婚の二階堂ふみが向き合う“離婚家系”のジンクス…2人の価値観の食い違いが明らかに

  3. 3

    15年前に“茶髪&へそピアス”で話題だった美人陸上選手は39歳、2児のママ…「誹謗中傷もあって病んだことも」

  4. 4

    巨人・坂本勇人&田中将大が現役続行へ…シーズン終盤でともに来季への好材料も

  5. 5

    二階堂ふみと電撃婚のカズレーザーはレギュラー2本消滅…共に人気女優射止めた山里亮太と"好感度"で明暗

  1. 6

    佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れていた

  2. 7

    世界陸上で注目のイケメン応援サポーター「K」って誰だ? 織田裕二に負けず劣らずの陸上愛

  3. 8

    自民党総裁選「小泉進次郎vs高市早苗」の一騎打ちにとんだ“伏兵”現る

  4. 9

    カブス今永昇太はポストシーズンの働き次第で「84億円」ゲット...去就はいまだ未定

  5. 10

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」