渋野日向子の気になる来季の去就は?米ツアーシード権喪失へ待ったなし
ポイントランキング(PR)下位で、今週から始まる米女子ツアーのアジアシリーズ4大会の出場権を逃した渋野日向子(26)が帰国。9日開幕の「スタンレーレディスホンダ」(静岡・東名CC)と次週の富士通レディス(千葉・東急セブンハンドレッドC)の国内2大会に参戦するが、本人は複雑な心境だろう。
スタンレーには、今季米ツアー1年目で初優勝を遂げた岩井明愛・千怜(23)の姉妹が凱旋出場する。今季は下部ツアーでプレーした原英莉花(26)もポイントランク5位でフィニッシュ。10位以内でレギュラーツアーへの昇格を決めた。崖っぷちに追い込まれた渋野とは対照的に、こちらはお祝いムードだ。
渋野の来季シード権取りは、11月13日開幕の「アニカ driven by ゲインブリッジ at ペリカン」(フロリダ州ペリカンGC)がラストチャンスだ。
シード獲得に関する過去3季の平均ポイントは
・フルシード80位=406P
・準シード100位=238P
PR104位で192ポイントの渋野がフルシードをキープするには208P足りず、3位以内が条件。準シードには46P不足しており、単独19位以内が目安だ。