“迷える子羊”の渋野日向子は「先生探し」が今オフの課題…米女子ツアー準シードすら圏外で崖っぷち

公開日: 更新日:

 その渋野にこそ、よき先生が必要だが、これまでの師弟関係は長続きしなかった。

 プロ入り前から指導を受け、2019年の全英女子でバッグを担いだ青木翔コーチとは20年末に別れ、その後は石川遼のアドバイスを聞いたこともあった。22年末に青木コーチに戻したと思ったら、1年もたたずに吉田優利を教えている辻村明志コーチの門を叩いた。

 ツアー関係者が言う。

「今はマネジャーとビデオでスイングチェックしているというから、特定のコーチにはついていないはずです。先月は国内大会に4試合出ましたが、いきなり予選落ちして、直後に福岡へ飛び、パッティングの指導を受けたが、その時本人は『今までは型にとらわれないというか、自分の感性でやってきた部分があった』と言っていた。2年前に左手親指を痛めた時に、いきなりベースボールグリップで試合に臨んだように器用な選手ですし、理論で指導されても、しっくりこないのかもしれません。福岡でパッティングを教わった際に、『科学的なものが必要だと思った』とも言ってましたから」

 しかし、今の状態では予選落ちを気にするばかりで攻めのゴルフができない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    冷静になれば危うさばかり…高市バブルの化けの皮がもう剥がれてきた

  2. 2

    すい臓がんの治療が成功しやすい条件…2年前に公表の日テレ菅谷大介アナは箱根旅行

  3. 3

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  4. 4

    高市首相「午前3時出勤」は日米“大はしゃぎ”会談の自業自得…維新吉村代表「野党の質問通告遅い」はフェイク

  5. 5

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  1. 6

    「戦隊ヒロイン」ゴジュウユニコーン役の今森茉耶 不倫騒動&未成年飲酒で人気シリーズ終了にミソ

  2. 7

    維新・藤田共同代表に自民党から「辞任圧力」…還流疑惑対応に加え“名刺さらし”で複雑化

  3. 8

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 9

    志茂田景樹さんは「要介護5」の車イス生活に…施設は合わず、自宅で前向きな日々

  5. 10

    NHK大河「べらぼう」に最後まで東洲斎写楽が登場しないナゼ?