阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露
巨人の元バッテリーコーチは「当然」と擁護
若手選手がここまでハッキリと公に不満を吐露するのは異例も異例だが、巨人の元バッテリーコーチで評論家の秦真司氏がこう言う。
「ずっと言っていますが、甲斐のFA補強は必要だったのか。24年は岸田が台頭。今年の捕手陣は将来のことを考えて、岸田を中心に山瀬と併用する形がいいと思っていました。それなのに、FAで大枚をはたいただけに、開幕から甲斐の起用ありきになってしまい、若手の育成にフタをしてしまった。しかも、甲斐の契約はまだ4年も残っているのだから、若手選手はたまりません」
秦氏が続ける。
「山瀬は球団ににらまれるのが分かっていて、よく勇気を出しましたね。トレード直訴をあえて報道陣に明かしたのだから、腹を決めているのでしょう。私は賛成です。今年のファームの成績で一軍で1試合しか出られないのであれば、プロとして試合に出られるチームへの移籍を直訴するのは当然です。トレードや現役ドラフトがダメなら、自由契約にしてもらったっていい。鉄砲肩は球界トップクラスだし、打撃も劇的に向上している。引き取り手はあるでしょう。それにしても、巨人の次世代の正捕手候補が『出してくれ』と言う。他の若手が続く可能性もあるし、補強に頼るチームの根底を揺るがす緊急事態です」
野球人生の今後を考え、覚悟を決めた山瀬。次回の契約更改交渉は27日の予定だ。
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