現役ドラフトの厳しい現実…22~24年に移籍37人中19人がすでにクビの衝撃データ
とはいえ、芽が出ないままクビになる選手の方が多いのも事実。22~24年の3年間、現役ドラフトで移籍した選手37人中、19人がすでに戦力外となっている。
移籍1年目で退団した選手は8人。22年に移籍した選手に至っては、前出の大竹、細川、西武→日本ハムの松岡以外の9人がクビになっている。23年組は5人、昨年組も2人が、今オフまでに戦力外となっているのが現実だ。
「基本的に『出番に恵まれない選手』が選ばれているものの、裏を返せば『現状、その球団に不要な選手』であるのも事実。くすぶっている理由も、不動のレギュラーがいる、あるいは首脳陣と折り合いが悪いなど、本人以外の要因なのか、単に本人の取り組み方が悪いだけなのか。前者の場合は移籍を機に芽を出す可能性は高いが、後者だといくら素質はあっても活躍は厳しいですから」(球界関係者)
戦力外通告をされた選手を拾うよりは、当たりが期待できそうだが……。
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井上はいったいなぜ阪神にとって不要な選手になってしまったのか。日刊ゲンダイは9月の時点から井上が遅かれ早かれ放出されることを予測していた。いったいどういうことか。関連記事の【もっと読む】…、【さらに読む】…では、それらについて詳しく報じている。プロ野球ファンなら要チェックだ。


















