代表MF鎌田大地が8~10週間欠場 “ピッチ上の指揮官”戦線離脱で森保監督「二重の大ショック」
「代表の森保監督にしてみたら、鎌田の戦線離脱は<二重の大ショック>です」と前出関係者がさらにこう続ける。
「鎌田は、森保ジャパンのキープレーヤーであると同時にチーム戦術の変更を森保監督に具申したり、試合中にボールの動かし方、選手の動き方などを指示しながら、攻守両面の戦い方を差配する<ピッチ上の指揮官>でもある。前回カタールW杯の一次リーグ初戦で強豪ドイツに4バックで臨んで前半コテンパンにやられながら、後半から3バックに変更して息を吹き返して逆転したのも、最初から3バックで戦って逆転勝利した2戦目のスペイン戦にしても、当時ドイツ1部フランクフルト所属の鎌田が、W杯本大会の半年前に『強敵を相手に専守防衛からカウンターで仕留めるフランクフルト方式(3DF・4MF・2シャドー・1トップ)で戦うべし』と進言したからでもある。森保監督はW杯前の調整試合(ガーナ、アメリカ、エクアドル、カナダとの4試合)の終盤に4バックから3バックに変更して戦い、W杯前の合宿で異例の4日連続の非公開練習をやって3バックを熟成させ、W杯優勝歴のあるドイツ、スペインを撃破して世界をアッと言わせた」


















