明るく陽気なだけではないラミレスが抱えていたペタジーニへの「複雑な何か」 

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 メジャーでの成績はラミちゃんの方が上と言っていいでしょう。ペタジーニは1995年にパドレスで89試合に出場したもののその後は出番が減少。来日前年はレッズで34試合出場、メジャー通算HRは7年で12本です。一方、01年に来日したラミちゃんはその前年にインディアンスパイレーツで計84試合に出場し、打率.247ながらホームラン9本を打っている。

 来日当初のラミちゃんは、「あのペタジーニが活躍できるんだから」と、日本野球を甘く見ていたのかもしれません。それがフタを開ければ、向こうはバリバリ活躍しているのに自分は変化球に対応できない。ペタジーニに対して複雑な何かを抱いていた……。僕にはそのように見えました。

 いずれにせよ、弱点を克服し、外国人選手として初の2000安打を達成する大打者になったのはラミちゃんの努力のたまものでしょう。

▼いいだ・てつや 1968年5月、東京都調布市生まれ。千葉県の拓大紅陵高を経て、86年ドラフト4位で捕手としてヤクルト入団。日本一と称された中堅守備と俊足を生かした打撃でヤクルト黄金期を支えた。2006年に楽天で引退。07~13年はヤクルトで、15年から昨季までソフトバンクでコーチを務めた。現役通算1505試合で1248安打、363打点、48本塁打、234盗塁、打率.273。ゴールデングラブ賞7回(91~97年)、92年盗塁王。日本シリーズ優秀選手賞2回(92、93年)。

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