巨人から遠のく14年ぶり日本一 CSアドバンテージの“ゴリ押し”は今や昔の皮肉

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 もしこの成績なら、ファイナルSでは阪神に2勝が与えられ、下克上は極めて厳しくなる。

 思えば、巨人はアドバンテージを訴える側だった。CS導入元年の2007年、2位の落合中日に3連敗で足をすくわれ、日本シリーズ出場権を逃した。これがアドバンテージ導入のきっかけになった。

 さる球界関係者がこう言った。

「読売の当時の渡辺主筆が『(中日監督の)落合の方が頭が良かった』と激怒。慌てた巨人は、翌1月にペナントレースで優勝したチームをより優位にする改正案を提案し、CS第2Sの『優勝チームには1勝』のアドバンテージが導入された。今では優勝する側ではなく、差をつけられる側になってしまった。さらなるアドバンテージが、日本一への足かせになりそうなのは皮肉です」

 巨人は今季、「勝率5割」と「ぶっちぎり優勝候補の阪神と10ゲーム差以内」を視野に入れて戦わないといけない。12年以来となる14年ぶりの日本一が、さらに遠くなりそうである。

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