有森裕子さん(1)初ラウンドはランニングシューズ、「それしかないんか?」と聞かれる始末でした

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有森裕子さん(日本陸連会長、元マラソンランナー)

 出身地の岡山で開催されていたチャリティー活動が、ゴルフを始めたきっかけです。

 星野仙一さん、木原光知子さんが生前に行っていらっしゃったチャリティーゴルフを、森末慎二さんと岸田敏志さんが引き継ぐ形になり、そのチャリティー先として、岡山で立ち上げ、私が代表理事を務める「ハート・オブ・ゴールド」を選んでいただけたのです。カンボジアでスポーツや教育を通した人材育成に取り組む認定NPO法人です。場所は岸田さんの地元である真庭市のゴルフ場。「有森のところにチャリティーするんだから手伝え」という流れになったのです。

 10年前くらいでしょうか。でも、ゴルフをやるのは初めて。なんにもわかりません。ランニングシューズでプレーしようとして、「それしかないのか?」と聞かれる始末(笑)でした。

 結局、シューズもクラブも全部借りもので、着ているのもランニングウエア。手袋を借りた時に「1個しかないんですけど?」って聞いたら「1個でいいんだよ」と言われて。片手だけでいいことも、その時に初めて知りました(笑)。

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