WBC連覇狙う侍Jのアキレス腱は投手部門 深刻な構造的欠陥を抱えたまま初戦の台湾戦へ

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「そもそも投手の選び方からして疑問」

 リリーフ専門の平良海馬(26=西武)、松井裕樹(30=パドレス)、石井大智(28=阪神)の3人がケガで離脱。彼らの代わりに選んだのは藤平尚真(27=楽天)、金丸夢斗(23=中日)、隅田知一郎(26=西武)で、このうち専門のリリーバーは藤平ひとり。先発と違って専門職のリリーフは大勢、松本裕樹(29=ソフトバンク)、藤平の3人だけになった。

「優勝した23年大会で専門のリリーバーは松井、大勢、湯浅京己(26=阪神)、宇田川優希(27=オリックス)、山崎颯一郎(27=同)の5人。彼らが機能したからこその勝利でもあった。投手陣を計算できる先発で固めてもうまくいかないことは前回大会で証明されたわけで、終盤を任せるショートリリーフが3人だけでは足りませんよ」

 とは球界関係者。そもそも投手の選び方からして疑問というのだ。

 侍ジャパンは2日のオリックスとの強化試合からベンチの吉見コーチをブルペン、ブルペンの能見コーチをベンチに置いた。井端監督は投手コーチ2人を配置転換した理由について、

「ずっと交互にやってますし、本番に向けてこれから話し合いたいと思っています」

 と言った。

 とはいえ、投手コーチがブルペン投球を“スルー”したり、トラックマンのデータを有効活用できなかったり、先発偏重のメンバー選考をしたりというのは、配置転換でどうにかなるものでもないだろう。

 侍ジャパンはきょう6日の台湾戦を皮切りに韓国、オーストラリアと3連戦、1日空けて10日にチェコと対戦するが、大会を前に不安にもなってくるのだ。

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