元プロ野球選手の九州国際大付・楠城祐介監督に聞いた「給料」「世襲の損得」「指導法」

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 ──監督就任の経緯を教えてください。父親の楠城前監督が学校に推薦したのですか?

「それもあったでしょうけど、父が70歳を越えた時に学校から監督の打診があったんです。僕は16年に『コーチが足りないから来てくれ』と父に言われ、3年間だけの約束でコーチになったんですけどね(笑)。だから学校側の『そろそろ若い指導者に』という打診にも、最初はノーと言いました。その後は何度も話し合い、父からも『ぜひともやってくれ』と言われたので……」

 ──結果として世襲であることに非難はありましたか?

「直接言われることはあまりないですけどね。仲のいい人は冗談で言ってきたりしますが……。日本は世襲を嫌がる風潮なので、そこもわかります。ただ、僕もずっと父と比べられ、プロに入ってからも、常に父の名前がついて回りました。はじめの頃は相当悩みましたよ。でも、いろいろと考えるうちに『父の息子であることに悪い部分もあれば良い部分だってある』と思うようになりました。どんな立場でも良い悪いは半々だと」

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