鈴木唯人 熱望した名門校入学を2度も保留された男が日本代表に上り詰めるまで

公開日: 更新日:

市船初のW杯選手へ

 ──鈴木の海外キャリアは回り道しながら這い上がっていきました。

「唯人がデンマークにいた頃、僕は(所属していた)ジェフ千葉を離れて中国で指導していたのですが、異国の不慣れな環境には苦労しました。でも唯人はひとり海外でタフに戦っていました。芯の強さはさすがと思うし、着実に実績を積み上げる唯人みたいにたくましくなりたいと感じました」

 ──W杯に行けば「市船初のW杯選手」になる。

「そうなれば市船にとって大きな出来事。僕もOBのひとりとして、そうなってほしいと願っています。唯人は清水から海外に行き多くの監督の要求に応えようと考えながら取り組み、急成長しました。ぜひW杯に行ってほしいと思います」

(聞き手=元川悦子/サッカージャーナリスト 絹見誠司/日刊ゲンダイ)

※ロングインタビュー版は日刊ゲンダイDIGITALで公開中。関連記事から要チェックだ。

▽鈴木唯人(すずき・ゆいと):2001年10月25日生まれ、24歳。神奈川・葉山町出身。市船橋に進んで3年次に背番号10をつけた。20年からJ清水。フランス、デンマークを経て25年5月にドイツ・フライブルク入り。24年6月に日本代表デビュー。身長175センチ・体重71キロ。

▽朝岡隆蔵(あさおか・りゅうぞう):1976年生まれ、49歳。千葉市出身。市船橋3年で高校選手権優勝。日大卒業後に教員として市船橋に赴任。11年に監督。就任1年目に選手権を制した。19年にJ千葉のU18監督に就任。24年4月から「福島・ふたば未来学園」サッカー部監督。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八王子実践・河本ロバート監督「ライブや家族旅行も、事前に相談があれば休ませます」

  2. 2

    萩本欽一〈34〉私の“運”論 大谷翔平のカネを使い込んだ通訳に「小さな声で『ありがとう』」

  3. 3

    中居正広氏が熊本地震被災地を支援と報道 引退後も変わらないチャリティー精神と芸能界復帰の可能性

  4. 4

    高橋成美「渋幕→慶応」だけでは読み解けないズバ抜けた回転の速さ 世界選手権ペアで日本人初の銅メダル

  5. 5

    東京・赤羽、先行する第1地区に110メートル級、せんべろの1番街が丸ごと潰される危機

  1. 6

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  2. 7

    国害SNSを告発 森山裕・自民党前幹事長「高市おろし」キーマンに急浮上の裏…不快感に国境なし

  3. 8

    年金生活者を悩ませる墓問題 維持費も「墓じまい」の費用も払えない人はどうすればいいのか?

  4. 9

    「墓じまい」に悩むシニア 費用や遺骨の始末より問題になる「家族の愛憎問題」

  5. 10

    松本若菜「ジュラシック・ワールド」吹き替え《棒読み》論争再燃…暗雲漂う主演ドラマに新たな逆風