森保ジャパンは三笘薫の穴を埋められるのか…〈なぜ吉田麻也?〉波紋広げた壮行試合で見えた課題と収穫

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「病み上がり組」の現状は…

 守備では、2月11日に負傷した左足首を手術し、今回のアイスランド戦で実戦復帰したボランチのMF遠藤航(33=リバプール/英プレミア)、度重なるケガに悩まされてこの日が約2年ぶりの代表試合となった冨安健洋(27=アヤックス/オランダ)、冨安のチームメートである板倉滉(29)は、背中痛と腰痛で2月下旬から約2カ月の戦線離脱。さらにドイツの優勝クラブのバイエルン・ミュンヘン所属の伊藤洋輝(27)は、2月下旬に右ハムストリングを痛めてリタイアした。

 彼ら「病み上がり組」の現状はどうか。スポーツ紙の米ニューヨーク駐在員、スポーツ雑誌「SPORTS Yeah!」編集部などを経て現在フリージャーナリストの藤江直人氏がこう言う。

「遠藤、冨安の場合、どうしても『ケガが再発するのでは?』という恐怖心とも闘わなければなりません。しかし、この日のアイスランドが歯応えがなかった相手といっても、遠藤も冨安も積極果敢なプレーを見せて指揮官を安心させました。遠藤は前半途中にケガをした場所を踏まれるシーンがあって心配させられましたが、その後もハツラツとプレーした。板倉のケガも少々長引いたとはいえ、彼はリーグ戦の終盤にベンチ入りする機会も多かったし、後半28分までしっかりとプレーしました。伊藤も同様、不安なくW杯を迎えられるのではないか」

 アイスランド戦ではCBの瀬古歩夢(25=ルアーブル/フランス)をボランチで起用したり、代表3試合の最年少20歳FW後藤啓介(シントトロイデン/ベルギー)、代表1試合の21歳FW塩貝健人(ボルフスブルク/ドイツ)を途中起用して経験を積ませた。

 森保ジャパンは1日をオフとし、2日夕方にチャーター機で事前キャンプ地のメキシコ・モンテレイに向かって旅立つ。

 試合後の壮行セレモニーで森保監督は「選手は粘り強く戦ってくれた。W杯優勝を目指して良い準備をして臨みます。大和魂を持って戦ってきます」と大声を張り上げ、6万人超の観客からやんやの喝采を浴びた。

 ケガ人続出の不安材料も多かった森保ジャパンだが、今のところは順調と言っていいかもしれない。

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