ドジャース大谷翔平は故障覚悟か…本塁打王より「投手タイトル」へ“捨て身”の執念
「あれは5月20日(日本時間21日)のパドレス戦でした。3-0で迎えた五回、大谷は無死一、三塁のピンチで打者を投ゴロに仕留めた。セオリーで言えば三塁走者の生還を覚悟して、迷わず併殺を狙う場面ですが、大谷は三塁走者を牽制してから二塁に投げた分、送球が遅れてフォースアウトしか取れなかった。結局、1死満塁のピンチを招きながら、併殺で無失点に抑えましたが、試合後、報道陣からロバーツ監督に質問が飛んだ。あそこは1点を覚悟しても併殺を狙うべきではないかとね。ロバーツ監督はピンチを招いてもギアを上げて抑えるのが大谷の真骨頂と言った上で、彼はサイ・ヤング賞を狙っているからという趣旨のことを話した。どうしても点は与えたくない、つまり防御率にこだわっているということ。投げる際に親指の爪で中指を引っかいて出血しながらもローテを守り続けたのは、投球イニングを稼ぐためですよ」
大谷の投球回数は現在、85回3分の2。次に投げる11日時点の規定投球回数は95になる。今季、規定投球回数に達するにはハードルが高いものの、本人は諦めていない。だからこそ右腕に不安がありながらも通常の中6日なのだろうし、それは同時に肘が悲鳴を上げても投手タイトルにこだわっていることを意味する。


















