(5)松井監督が自覚する「優柔不断」…高橋由伸ヘッドコーチも“同類”という懸念
メニューを見ながら40分も逡巡
そんな松井監督が「1人だけ声をかけた」と言うのが高橋ヘッドである。2人とも当時の長嶋監督の教えを受け、中心打者として00年と02年の日本一に貢献。高橋ヘッドは16年から18年まで3年間監督を務めたものの、2、4、3位と苦戦した。
「人がいいというか慎重な性格だから、物事をスパッと決められない。監督時代はサインを出すのが遅く、周囲のコーチに『監督、サイン』と促されることが少なくなかった。投手交代もなかなか決まらず、投手コーチに『監督、投手はどうします?』と聞かれても『うーん、どうしようか……』と考えている間に投手交代のタイミングを逸してしまったなんてことが度々あった。現役時代、気心の知れた関係者と行きつけの店に行った際、メニューを見ながら、どれにしようかと考え込んでしまい、30~40分も注文しなかったことがある。新規の店ならまだしも、行きつけの店なのにと、同席した関係者は驚いたそうです。ちなみに、優柔不断を自負する松井監督ですが、食事の注文はかなり速いそうです(笑)」(前出のOB)
現役時代はともにスーパースターだったゴールデンコンビ。話題性は十分だが、経験豊富な参謀コーチが必要不可欠になりそうである。 (つづく)


















