「琉球建国記尚円伝」矢野隆著

公開日: 更新日:

「琉球建国記尚円伝」矢野隆著

 琉球の離島、伊是名島で水泥棒の汚名を着せられた金丸は、村人たちに襲われ、妻と弟を連れて本島に逃れる。たどり着いた宜名真に落ち着くが、数年後、再び追われる身となり、家族と別れて、単身で首里に向かう。

 元武士の亡父から世のことを学んだ金丸は、何とか首里城に潜り込むことに成功したが、ありついた仕事は城内の馬の世話だった。毎日、馬の糞と格闘する中、城の主である尚家王朝3代目尚忠の弟・泰久が襲われる事件が発生。金丸の同僚の田勇が実行犯のひとりとして首をはねられる。この陰謀を足掛かりにして出世の機会を狙う金丸は、田勇の仲間に殺されかけるが、間一髪、助けられ、泰久に召し抱えられる。

 15世紀、権謀術数を駆使して琉球王国(第二尚氏)国王に上り詰めた男の生涯を描く歴史長編。 (集英社 858円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    聖子&正輝の関係修復と健在ぶりに水を差す…沙也加さん元恋人による「踏み台発言」騒動の余波

  2. 2

    渋谷教育学園渋谷から慶大に進んだ岩田絵里奈を育てたエリート医師と「いとしのエリー」

  3. 3

    石川県知事選で現職の馳浩氏が展開した異様な“サナエ推し” 高市人気に丸乗りも敗北の赤っ恥

  4. 4

    「タニマチの連れの女性に手を出し…」問題視されていた暴行“被害者”伯乃富士の酒癖・女癖・非常識

  5. 5

    侍J山本由伸にドジャースとの“密約説”浮上 WBC出場巡り「登板は2度」「球数制限」

  1. 6

    1979年にオフコース「さよなら」がヒット! 無茶飲みしたのは20代前半

  2. 7

    NHK受信料徴収“大幅強化”の矢先に「解体を」の大合唱…チーフD性的暴行逮捕の衝撃度 

  3. 8

    “OB無視”だった大谷翔平が慌てて先輩に挨拶の仰天!日本ハム時代の先輩・近藤も認めるスーパースターの豹変

  4. 9

    和久田麻由子アナは夜のニュースか? “ポスト宮根誠司”めぐり日本テレビと読売テレビが綱引き

  5. 10

    侍Jで待遇格差が浮き彫りに…大谷翔平はもちろん「メジャー組」と「国内組」で大きな隔たり