「ポランスキーも小男(チビ)だけど」中平まみ著

公開日: 更新日:

不倫相手との日々を描くモデル小説>

 ひと月ほど前、「私」は求人雑誌で見つけた「男」の事務所のスタッフ採用面接を受ける。結果は不採用だったが、翌日、男から私設秘書、つまりは交際の申し出があり、応じることに。小男で猪八戒みたいな相をしたその男が語る話から、私は「日のあたる場所」にたどりつくまでの彼の鬱屈と屈折の過去を知る。そして呼び出され、レストランで食事を共にしながら、過去に付き合った男のことを思い出す私は、仕事に精力的で、しかも女にも欲があり、小型車みたいに効率よく小回りが利くのは、小男の特権特徴らしいと思い至る。(表題作)

 かつて不倫交際していた猪瀬直樹・現東京都知事をモデルに描いた短編集。
(展望社 1600円)

【連載】土曜あらかると

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網