「視線」永嶋恵美著

公開日: 更新日:

 劇団員の夏帆は、生計のために住宅地図の調査員として働いていた。

 ある日、小学生のときに住んでいた四ッ坂町を担当することになった夏帆は、調査中に元同級生の聡美と再会。仕事後、聡美の家を訪ねることになった。その途中で通り魔の被害に遭う。

 翌朝、夏帆は、現場の近くで他殺体が見つかったことを刑事の知加子から教えられる。被害者の平須昌子の名に覚えがない。だが、昌子は夏帆らの劇団が使っている運送会社の事務員で、ある新興宗教の信者だと分かる。夏帆の元恋人・内原と接点もあった。自分が疑われていることに気づいた夏帆は不快感が募る。

 住宅地に潜む悪意を描く長編ミステリー。(光文社 700円+税)


【連載】文庫ワールド

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「左膝の半月板が割れ…」横綱・豊昇龍にまさかのアクシデントで稽古中止

  2. 2

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  3. 3

    「ラブホ密会」問題も何のその!小川晶前市長の超“人たらし”戦略 12日投開票の前橋市長選情勢

  4. 4

    アストロズ今井達也の西武への譲渡金ついに判明! NPB広報室から驚きの回答が

  5. 5

    菊池風磨のカウコン演出に不満噴出 SNS解禁でSTARTO社の課題はタレントのメンタルケアに

  1. 6

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 7

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 8

    ロッテ前監督・吉井理人氏が大谷翔平を語る「アレを直せば、もっと良く、170kmくらい投げられる」

  4. 9

    松山千春がNHK紅白を「エコひいき」とバッサリ!歌手の“持ち時間”に求めた「平等」の正当性を考える

  5. 10

    オリックスへのトレードは中日が年俸の半分を肩代わりしてくれて実現した