「視線」永嶋恵美著

公開日: 更新日:

 劇団員の夏帆は、生計のために住宅地図の調査員として働いていた。

 ある日、小学生のときに住んでいた四ッ坂町を担当することになった夏帆は、調査中に元同級生の聡美と再会。仕事後、聡美の家を訪ねることになった。その途中で通り魔の被害に遭う。

 翌朝、夏帆は、現場の近くで他殺体が見つかったことを刑事の知加子から教えられる。被害者の平須昌子の名に覚えがない。だが、昌子は夏帆らの劇団が使っている運送会社の事務員で、ある新興宗教の信者だと分かる。夏帆の元恋人・内原と接点もあった。自分が疑われていることに気づいた夏帆は不快感が募る。

 住宅地に潜む悪意を描く長編ミステリー。(光文社 700円+税)


【連載】文庫ワールド

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です

  4. 4

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  2. 7

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  3. 8

    Snow Manの強みは抜群のスタイルと、それでも“高みを目指す”チャレンジ精神

  4. 9

    小室眞子さん最新写真に「オーラがない」と驚き広がる…「皇族に見えない」と指摘するファンの残念

  5. 10

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か