• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「死を受けとめる練習」鎌田實著

 必要以上に怖がったり、避けたり、逃げたりすればするほど、死はつらく、苦しく、悲しいものになるという。医師として、多くの患者の最期を見届けてきた著者が、老いや死をどう迎えればよいのかをつづったエッセー。

 乳がんが転移して緩和ケア病棟に入院した90歳のハルさんは、毎年恒例の瓜漬けを家族に食べさせたいとリハビリに励み、ある日、満を持して帰宅。嫁に漬け方を教え、私物の整理の指示をして、5日後に亡くなった。その他、不幸な少年時代を過ごしたが一代で美容院チェーンを築き悪性リンパ腫で亡くなった男性など。さまざまな人々の生と死を紹介しながら、自分らしく死ぬための準備や、死の恐怖との向き合い方などを語る。(小学館 600円+税)


日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    作家・中村文則氏が警鐘 「全体主義に入ったら戻れない」

  2. 2

    高プロの仰天デタラメ実態「年収1075万円以上」に根拠なし

  3. 3

    神戸市64歳職員が1日3分の“中抜け”で厳罰減給になったワケ

  4. 4

    米朝会談後に「空白の8時間」 金正恩は何をしていたのか

  5. 5

    消防士の腕で眠る赤ちゃん…写真が急拡散したそのワケとは

  6. 6

    原発再稼働で二枚舌 新潟県知事にくすぶる“選挙違反”疑惑

  7. 7

    頭を切断されて10分後にガブリ!ガラガラヘビ驚異の生命力

  8. 8

    父の遺体をBMWに乗せて埋葬…ナイジェリア男性に非難殺到

  9. 9

    “大口”止まらず…本田圭佑が「結果にコミット」と独演会

  10. 10

    最大の後ろ盾も失い…楽天・梨田監督“電撃辞任”の全内幕

もっと見る