• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「空海と密教」ひろさちや著

 空海の説いた密教の教えに学ぶ生き方指南書。

 釈迦は欲望があるから人間は苦しみ悩むと説いた。ゆえに初期の弟子たちは禁欲主義こそ仏教の本質だと考えたが、空海は仏教の本質は「大欲」だと主張。

 大欲とは大きな欲望ではなく、「真実の人間らしく生きたい」という欲望だという。現代人が未来への不安に悩むのもその根底に小さな欲望があるから。ふたつの干し草の山を見つけた驢馬が、どちらを食べようか迷っているうちに餓死してしまう「ビュリダンの驢馬」の逸話とともに、大学を途中でやめた空海の若き日を紹介しながら悩みの本質を語るなど、その生涯をたどり、「真実の人間らしく生きる」とはどういうことかを解説する。(祥伝社 580円+税)


日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    キムタクは“御一行”で…被災地を単身訪れた斎藤工との差

  2. 2

    徳永有美アナが古巣に復帰 「報ステ」現場は大ブーイング

  3. 3

    元SMAP3人は自由を謳歌 シャッフルして新たな仕事が急増中

  4. 4

    小川アナの左腕が物語る…嵐・櫻井翔“新恋人報道”の違和感

  5. 5

    大激怒から落胆へ…爆問・太田“裏口入学”報道の複雑胸中

  6. 6

    日本人拘束は進展ナシ…「安倍3選」を阻む北朝鮮の仕掛け

  7. 7

    太田光“裏口”報道は法廷へ 光代社長「橋下先生に委任状」

  8. 8

    流した浮名は数知れず 前田敦子&勝地涼“電撃婚”の舞台裏

  9. 9

    巨悪に甘い日本の大メディア 米新聞トランプ一斉批判で露呈

  10. 10

    カネと欲望がうごめく甲子園 ネット裏“怪情報”<番外編>

もっと見る