• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

ヤクザ社会の虚実皮膜と芸能界

 現在は引退した大物組長の手記が出版されて話題になっている。元山口組太田興業組長の太田守正著「血別 山口組百年の孤独」(サイゾー)だ。

 著書の中では今年12月に結成100周年を迎える山口組の知られざる歴史や、現役時代の血で血を洗う激しい抗争の裏側、行動原理、そして山口組の5代目から6代目への“交代劇”など、ヤクザ社会の虚実が実体験をベースにつづられている。

 昭和平成の裏社会の一端が垣間見えるが、中でも漫画や映画のモデルにもなり「ミナミの帝王」の異名で呼ばれた“金貸し”や許永中についての記述は現代社会の裏面史として非常に興味深い。また、古き良き時代の芸能人との交流についてもつづられていて、山城新伍や菅原文太との酒席でのエピソードなども紹介されている。

 どこの世界も“真実”は映画や漫画のように劇的ではないことがよくわかる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「言論の自由がない」D.スペクターさん東京五輪狂騒に苦言

  2. 2

    小池都知事の沖縄入り 狙いは二階“大幹事長”に媚び売りか

  3. 3

    「まだ監督じゃない」発言で騒動に…渦中の中畑清氏を直撃

  4. 4

    沖縄県知事選で“黒歴史”隠し 佐喜真候補にもう一つの疑惑

  5. 5

    突然の“密室”夕食会…安倍首相はトランプに何を飲まされた

  6. 6

    データ分析室も機能せず…巨人に“天敵投手”続々の真犯人

  7. 7

    豊漁が一転、不漁に…サンマは北海道地震を知っていたのか

  8. 8

    悪いのは告発女性? バナナ日村「淫行」同情論への違和感

  9. 9

    ベンチの焦りが選手に伝染 今季巨人のBクラス争いは必然

  10. 10

    ファン心配…築地「吉野家1号店」営業終了で店長はどこへ

もっと見る