「ゾンビ日記2死の舞踏」押井守著

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 ゾンビによってすべての者が死に絶えた世界でただ一人生き残った女は、発電機や貯水塔を備えた西洋建築で暮らしていた。食べ物は保存食のみ。壊れかけたトイレやシャワーを全力で修理するのは、それが彼女が〈舞台〉に立つために必要だからだ。彼女は原宿のショッピングモールでドレスに合うアクセサリーを選び、念入りにメークして外に出、通りに現れる〈死者〉を撃つ。狙撃によって〈死者〉を弔うために。帰宅してモーツァルトのピアノ協奏曲24番を聴く。それは彼女に銃の撃ち方を教えたあの男が好んだ曲だった。やがて彼女にも〈仔犬が訪ねてくる日〉がやってくる。

 衝撃的な「ゾンビ日記」の続編。

(角川春樹事務所 1400円+税)

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