「腰・肩・ひざは『ふたりで』治す」山内英雄、島泰三著 

公開日: 更新日:

 ヨガの達人と動物生態学研究者が伝授するのは、ふたりで行う「リセット・整体」。人間は日常生活を送る中で特定の筋肉や関節しか動かさないため、体に癖がついてひきつれや歪みが生じやすくなる。すると、体の動きが悪くなり、痛みが表れるのだという。

 この歪みを元に戻すためのメソッドが、リセット・整体だ。ふたりで行うことで、ひとりよりも効率的に筋肉や関節をほぐすことができる。

 肩こりに悩まされているなら、まず受け手が背もたれのない椅子に浅く腰掛け、整体者は後ろに回って肩に手を置き、ひざを受け手の背中に当てる。ひざを支点にし、受け手の肩を後方に引いて胸を開かせたら、10回程度体を左右に揺らせば終了だ。肩こりだけでなく、猫背も解消されるはずだ。

(中央公論新社 780円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    「SIAM SHADE」DAITAがメンバー4人を提訴報道…人気バンドを巡る金銭問題と、「GLAY」は別格のワケ

  2. 7

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  5. 10

    《あの方のこと?》ラルクhydeの「太っていくロックアーティストになりたくない」発言が物議