「贅沢な節約生活」保坂隆著

公開日: 更新日:

 不景気で日々節約を強いられていると、心がすさんでくる。しかし、年を取るほど、節約生活をすることで健康な体が手に入ると本書。

 例えば、近頃はネットスーパーが普及し、通信機器とネット環境を整えれば家から一歩も出ずに買い物ができる。すでに出来上がった料理が届けられ、レンジでチンするだけで食べられる宅配サービスもある。しかし、これらにかかるお金を節約し、自分の足でスーパーに出かけ、食材を吟味し、献立を考えて調理をする方法を選択しよう。有酸素運動ができ、メタボの改善につながり、認知症の予防も期待できる、お得な効果が得られるだろう。

 他にもベランダでの家庭菜園や図書館の活用術など、お金の節約と健康増進の両方をかなえるヒントが満載。

(朝日新聞出版 1300円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  3. 3

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  4. 4

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 5

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  1. 6

    山本淳一は「妻をソープ送り」報道…光GENJIの“哀れな末路”

  2. 7

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  3. 8

    巨人・岡本和真が狙う「30億円」の上積み…侍ジャパン辞退者続出の中で鼻息荒く

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    光GENJIは全盛期でも年収3000万円なのに…同時期にジャニー&メリーが3億円超稼げていたワケ