「わんぱく天国」佐藤さとる著 村上勉絵

公開日: 更新日:

 昭和十×年、地区でただ一人、少年団に所属する小学3年のカオルは、団の帰り道、6年生の明に待ち伏せされる。警戒するカオルに、明は少年団で習う手旗信号やロープのつなぎ方などを教えて欲しいという。隣地区のガキ大将の明は、独自に少年団を結成して、子分たちにそれを教えるらしい。応じたカオルだが、次第に仲間たちと応援団遊びで盛り上がる明たちがうらやましくなってくる。だが、明たちの仲間には入れてもらえない。そんな中、カオルは明の少年団遊びを知った隣家の一郎から呼び出される。一郎は、明たちが計画している山での斥候遊びに乱入して、彼らをかく乱しようとカオルを誘う。

 戦前の少年たちの日常を描いた自伝的作品。(講談社 630円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    深酒にガールズバー…志村けんコロナ感染で濃厚接触者多数

  2. 2

    休校期間中のスペイン旅行で娘が感染 呆れた親のモラル

  3. 3

    彼女にはカードを…志村けん「酒と女と笑い」に捧げた70年

  4. 4

    コロナ禍でもビーチで遊んでいた若者が…過ちに気づき懺悔

  5. 5

    安倍総理よ、この時期「不要不急な演説」は自粛を願いたい

  6. 6

    志村けん感染ルートは特定困難…キムタク「BG」も厳戒態勢

  7. 7

    コロナ急増「アメリカ死者20万人」伝説の専門家が衝撃発言

  8. 8

    「感染列島」が予見したコウモリの毒性と人工呼吸器不足

  9. 9

    中小企業を襲う“コロナ倒産ドミノ” 5月GWがタイムリミット

  10. 10

    ドケチ安倍政権 13万病床削減を撤回せず医療崩壊の危険性

もっと見る